voice

「2020」



眠れない夜は誰にでもある

俺にとってLIVEやレコーディングは当たり前ではなく

うん、歳を重ねるごとに喜びと恐怖が同じぐらいの大きさで襲いかかる。

なぜ?

それはきっと

本当に俺が音楽を仕事として考える様になれたからだろう



仕事と言うと

何かいやだ

そんな風に思う人もいるだろう。

でもそれは間違いだ。

ROCKは仕事じゃない?

音楽を仕事なんて思うな?

バカ言え。

音楽もROCKも立派な仕事だ。

仕事にせにゃいかん。
仕事として成り立たせないといけんの。
昔クソな業界人が無責任に俺に言った。
「音楽は仕事だと思わないで好きにやりなさい」 なんて。

バカ言え!
オマエら、それで騙して歌だけ歌わせてうまい汁吸うんだろう?
ならなぜ俺は13万だけでピーピー言って家賃も払えず寮に住み、
オマエら毎日焼肉なんだよ!?

何かおかしい。 なぜだ? 裏があるな。(笑)

そう思って恨んだよ。

俺は男だから男の視点でしか物は言えないが

仕事なら

そう、バッチリ決めなきゃならない。

期待を超えてゆかなきゃならない。

受けた恩も倍にしなきゃ男が廃る。

それをリアルに思えるまでに
俺はなれたんだな…

そうリアルに思えるまでひとつの事やれたんだな

と思う。



そこまで思える程に
思わせてもらえる程に
長く長く音楽やれてる奴がどれだけいる?



メジャーレーベルでは2年契約が切れ、
更新出来るアーティストは100組中1.2組という。

俺はもちろんメジャーからはお払い箱さ(笑)

自分でやってやるよこの野郎!
そう思って金をかき集め、頭下げ、裏切られ、
笑って泣いてここまできたけどさ。



そんな宝くじの大当たりみたいな稼業で

20なん年

好き勝手やって

歌って奏でて叫んでさ



やれてる。



やれてるどころじゃない。

やりたい事が尽きない

そんな今の自分が

どうだ!偉いぜ!



なんてもう言える次元じゃない。

そんなうぬぼれは とっくに過ぎ去って

ありがとう!

神よ!ファンよ!

ありがとう。

なんだよ。

終わりはいつか来る。それまで俺は音楽の道をゆく!

この仕事、もし俺が誰にも相手にされず

「オマエ、もういいよ、オマエの音楽、もういらない」

そう運命とやらに言われるまで

地を這ってでも



音を紡ぐのが俺の責務なんだ。



かっこつけも

かっこいいね



超越した

男前な生き恥を晒して 歩いてゆく。

それが俺の唯一の価値。

声が出なくなるまで

音が聞こえなくなるまで

作れなくなるまで

俺はやり続けたい。

信じる奴を愛して

手を引っ張ってやれる様な

粋なヤツでいたい。



今年…

BLOOD

かまします。

声も耳も

くれてやる。

あの年末のワンマンで

俺はフロアーに出て、 皆のすぐ近くで声を枯らしてMY BABYを歌いながら

その笑顔や涙を見て

誓ったよ。



ROCKにこのすべてくれてやる。

BLOODは俺の大切な場所だ。

約束。 ワンマンかまします。

ヨロシク。




鈴木慎一郎